LEDは、普及期に入った

2011.07.14

いま、LEDは、空間を照らすための光源として普及期に入っています。しかし、LEDが本来もつ可能性とは、白熱灯や蛍光灯といった従来の光源からの、単なる置き換えにとどまるものではありません。居住空間のなかに、都市空間のなかに、今後さらにLEDが溶け込んでいくことでしょう。そのとき、より新しい光と色の表現や、光と色の機能を生み出すことができるはずである。コンピューター技術、ネットワーク技術との親和性が高いLEDには、これまでの光源にはない魅力と能力が、大きく分けてふたつ備わっています。第一に、ひとつずつのLED素子(粒)を自在に発光させる「デジタルライティング」ができること。第二に、赤・緑・青(RGB)の3原色のLED素子により、自在に発色させる「カラーライティング」ができることです。制御技術などの進展によって光や色を操る自由を得たからこそ、実はむしろ、LEDを使う側の創造性や想像力が問われている。そういったことも、先駆者の取り組みに触れるなかで、おわかりいただけるだろうと思います。何かできるのか。その答えがいま、すべて出そろっているわけではありません。まずは「LEDと創造力の出会い」による成果を知っていただき、皆さんの仕事や生活のなかに生かす視点をもっていただくことができれば幸いです。