モデルルームでキッチンの説明を受ける

2011.08.25

モデルルームでキッチンの説明を受けると、カウンターの高さがどうのとか、壁についた油汚れの拭き取りやすさだとか、細かな使い勝手のよさを強調しているケースが多い。だがそういった細かな便利さの追求については、キッチンで作業する人がどういう空間であれば楽しく料理を作れるのか、それがまず考えられ提案されてから主張してほしい。キッチンという一つの部屋での過ごし方を、不動産会社も購入者ももっと真剣に考えたほうがいいのではないだろうか。私自身、女性がどういうキッチンを求めているのか意見を聞く機会は多い。頼まれて住宅の設計をする際にクライアントから希望を聞いたり、友人の女性から普段その考えを聞くことがあるわけだが、興味深いのは人によってキッチンに求めるものが、気持ちのよいほど見事に二つのタイプに分かれることだ。