私は、脱サラしラーメン屋を開業しましたが、ここで大きな失敗を経験しました。なまじ商工会議所主催の創業塾で融資の受け方を学習し、実践方法も習得したため、なんの疑いもなく公的資金の借り入れを行なったのです。事業がどんな結末になるにしろ、借りたものは返さなければなりません。私は、結果的にこのことが理解できていなかったのです。事業計画書のとおり新規事業が軌道に乗れば返済も可能です。しかし、私のように赤字で廃業した場合、大変なことになります。借りたお金がそっくり負の財産として残ってしまうのです。どんなときでも。手元にあるお金で事業を始めるべきです。貧乏人こそ、借金でスタートするのではなく、頭を使って小金を貯めて、それから大きな仕事に取り組むべきなのです。また、私の悪い癖は、即決即断です。これでずいぶんと失敗しました。これだと思ったことをすぐに実行し、大きな落とし穴に気がつかないで大やけど。基本的にはグッドアイデアだったはずですが、途中で軌道修正したり中止したりと、かなりどたばたしてきました。そこで、いいアイデアこそ、上から見たり、横から見たり、下から見たりと、充分練り上げてやる必要があります。また、アイデアはアイデアとしてしばらく時間を置き、頭を冷やしてから再度検討します。いいアイデアこそ、すぐ飛びつかずに、じっくりと考えるべきなのです。以上長々と偉そうなことを申してきましたが、私はあなたにどうしてもインターネットの世界に活路を見出せと申しているわけではありません。私の場合は、たまたまインターネットの世界であっただけのことです。ですから、あなたが進むべき道はあなたが決定すればいいのです。しかし、何をするにも理路整然とした考え方が必要になるのです。自分のビジネスを立て板に水の如くに話ができないかぎり、成功など考えられません。私の失敗例を参考にしてください。そして、ネットショップに取り組む姿勢と考え方をひとつのモデルケースとして捉えていただき、あなたなりのビジネスモデルを構築してください。そのためには、私を踏み台にしてください。いいところだけを吸収してください。それが、私の何よりの喜びとなるのです。そして、是非その手に栄冠をつかんでください。