広島の演歌師の作ったうた

2012.02.01

大正末年というと、大手のレコード会社が専属歌手を擁して、専属作詞作曲家の作ったうたを歌わせる制度を確立していくころですが、まるで、メディア時代の到来に反逆するかのように、広島の演歌師の作ったうたが、全国の学生に広まっていきました。題して(ヨサホイ節)(秋月四郎作詞・作曲、24)(譜面)。春歌に変身して、その後長く大学のコンパの席の定番として歌い継つがれた、♪「ひとつ出たホイの、ヨサホイのホイ」です。

[参考サイトのご紹介]
嵐 着うたフル(R)&着うた(R)無料検索
http://pc.dwango.jp/index.php/m/portal/a/artist/artist_id/1273

ソナーポケット 着うたフル(R)&着うた(R)無料検索
http://pc.dwango.jp/index.php/m/portal/a/artist/artist_id/31651

西野カナ 着うたフル(R)&着うた(R)無料検索
http://pc.dwango.jp/index.php/m/portal/a/artist/artist_id/27810

できるだけ、日本音楽教育センターでまとめた『精選盤昭和の流行歌』(CDまたはカセット全20巻)に入っている曲を例にとって、話を進めていきましょう。)このうた、弾むリズムは小唄調ですが、旋律は都節音階でも民謡音階でもありません。最後のライン(♪「親の承諾えにやならぬ」というのは、失礼、春歌版の方ですね)「ドドラドドソソ、ラソミレド」。これ、じつは、昭和中期の代表的な洋風コーラスグループ、デューク・エイセスがヒツトさせたく(おさななじみ、永六輔作詞・中村八大作曲、67)のエンディングと、リズム的にもほとんど同じです。(おさななじみ)の方でいうと、このうた、♪「おーさななじみの……」と長調で始まり、♪「ぉさないすソな`ソソミミレドがたのきみとぼく」と、しっかり長調で終わっています。