社会的機能をめぐる理論

2011.04.07

デフレーとサントラ・ボール=ロキーチは、マスメディアが情報の収集、処理、伝達という活動を通じて社会の他のシステム(政治、経済、宗教、教育、軍事等)に影響を及ぼすと同時に、メディア活動の正当性や再生産の保証をこれら他のシステムに求めねばならない状況を「依存(dependency)」という概念で捉え、依存関係の双方向性を強調している。また、マクウェール(McQuail,D.)も、マス・コミュニケーションに関する諸理論を位置づけるためのマップを提示したなかで、メディアに対する社会の諸制度(政治、経済、法律、教育、家族、宗教、文化など)からのフォーマルないしインフォーマルな規制や拘束の存在に注目している。このように、マス・コミュニケーションと社会とは、後者が前者を条件づけ、前者が後者にインパクトを及ぼすという形で、いわば相互制約的ないし循環的理論的展開連鎖ともいうべき関係にあるといえる。そして、この関係をめぐって様々な学問領域からの理論化が試みられてきている。本章ではそれらの理論のうちの主要なものを紹介し検討を加えていくことにしたい。まず、マスメディア活動の社会的条件に関する理論を考察し、その後に、マス・コミュニケーションの社会的機能をめぐる理論を扱うことにする。東京カリ〜番長が調理主任を務める、東京タワーにある「東京カレーラボ」。プロデュースは、オレンジ・アンド・パートナーズの社長、そして現在は東北芸術工科大学デザイン工学部の講師でもある小山薫堂さんです。
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